20年後、あなたの会社には社員が何人いるでしょうか?

 「自社の人手不足はいつか解消されると思っていませんか?」

 

 7月10日、人手不足による倒産件数は4年前の2.9倍に増加していると帝国データバンクが公表しましたね。

 

 2017年は上半期(1~6月)の人手不足による倒産件数は49件と、前年同期比で44.1%増。集計を開始した2013年以降では初めて40件を超え、2半期連続で前年同期よりも増加しているということです。

 

 そもそも人口そのものが減少していますから、この影響は今後も拡大していくことが予想できます。

 

 ちなみに今の生産年齢人口(15~64歳の年齢層)はどのくらいなのでしょうか?

 

 総務省の統計によれば、平成26年10月1日現在での生産年齢人口(15~64歳)は7785万人で、前年に比べ116万人の減少となっています。平成25年10月1日現在での生産年齢人口(15~64歳)は7901万人で、前年に比べ116万5千人の減少だそうです。

 

 つまり、毎年100万人近くの生産年齢人口が減少していることがわかります。

 

 さらに社会保障・人口問題研究所の推計によれば、出生率・死亡率などに大きな変化がなければ、20年後(2036年)の生産年齢人口は6200万人、2050年ごろには5000万人を割り込むと見込まれているのだとか。

 

 さて、今から約20年後、あなたの会社には社員が何人いるでしょうか?これは決して脅しでも煽りでもなく、今から社員の定着率を高める努力をする必要があるということです。そのためには、従業員満足度を高めるための教育や福利厚生の充実を図ることが必須ではないでしょうか。

 

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