思いの強さと方向性

「あれ、この方向でいいんだっけ?」

 

アイディアや考えをカタチにしていく段階でそう思うことがあります。

 

仕事は顧客や社会、社員のためになるように行っているはずなのに、いつの間にか自分のためになることに強く方向が向いているのでは?

 

逆もしかりで、悪い意味での自己犠牲になって他者のために頑張り過ぎて疲弊していないか?

 

「他者のため」と「自分のため」の2軸のバランスがとれているかどうかです。

 

 

 

「仕事で利益が出ていないのは、仕事に対して本気で考えていないからだ」と、ある経営者がおっしゃっていたことを思い出します。寝る暇も惜しむくらい本気で仕事を考えれば、どうすれば良いかが見えてくるはずだからです。

 

例えばソフトバンクの孫正義氏は、大学在学中にシャープと1億円の契約を結んだという話が有名です。勉強に勤しむ傍ら、自立をするためにビジネスを行うことも考えます。そこで1日5分、ビジネスになるアイディアを生み出すことに集中し、その記録をノートに記録。そのアイデアの数は250以上。そして世界初の音声付き電子翻訳機を発明し、シャープと契約をしたという話があります。

 

思いの強さも方向性もバランスがとれていますね。本当にすごいです。