機会損失を考える

 例えば、1時間かかっている仕事を30分で終わらせるのにどうしたら良いかという問題に直面したとします。一般的には作業工程の見直しや、一つひとつの作業を早く終わらせるためのスキルアップを図る必要がありますね。

 

 しかし、作業工程の見直しを図ること(ミーティングなど)、スキルアップをすること(研修など)には当然、時間も労力もかかりますし、その間に売上も上がらないので損失と考えがちです。

 

 では結局のところ、このままにしていて問題は解決されるでしょうか。慣れによる作業効率の上昇も想定されますが、根本的な解決にいたらないことも多いはずです。

 

 となると、長期的に考えれば目の前の売上にとらわれること、「慣れ」に任せていつまでも見直しを図らないことやスキルアップを行わないことは決して得策でないと、誰もが気づくはずです。

 

 当たり前のことを当たり前に書きましたが、この3連休はそうしたことをじっくりと考える時間にしました。