ネット上での情報の一本化

総務省の情報通信白書(平成27年版)によれば、平成26年末における個人の世代別インターネット利用率は、13歳~59歳までは各階層で約9割を超えているのに対し、60歳~69歳までは7~8割、70歳を超えると5割程度だそうです。

 

今やビジネスにおいてインターネットは必須かと思いますが、実際はそうでもないことがあります。私がよくお会いするご高齢の経営者でもインターネットを使用しない方、Eメールアドレスをお持ちでない方も多く、前記のデータには納得しました。

 

しかしながら、多くの企業が独自のSNSやコミュニティサイトを立ち上げるなどして会員の囲い込みを行うため、利用者としてはあのSNSにログイン、このサイトにログイン、おまけにメーリングリストの活用など、あれこれとやらなくてはならないことが多いと感じます。そうしたことは高齢者にはちょっと厳しいかもしれませんね。

 

自身にかかわるインターネット上の情報を一本化することはほぼ不可能かもしれませんが、なるだけ多くの人間が利用しやすい手段で情報共有を図りたいものです。