何足までわらじを履けるか 3

 昨日のブログの続きです。

 

 そういえば数年前、私は福島の舞踊団体や会津若松の東山芸妓の皆さん、周囲の関係者のご協力をいただき、「第1回 福島をどり」というイベントを主催しました。

 

 福島に残る日本文化の「舞踊」や「東山芸妓」のことをもっと多くの人に知っていただきたいという想いだけでイベントを企画。舞踊も芸妓さんのこともよく知らない(業界の常識などなおさら知らない)、踊りのイベントのノウハウも経験もない、資金に余裕はないという「ないないづくし」の中で、開催にあたっては関係者各者様には本当にご迷惑をおかけしたことを今でも覚えています(汗)。

 

 イベントと仕事の両立が難しいことはもちろん、思い通りにいかないことや予期せぬトラブルが頻発。イベントの前日は何かと心配で30分程度しか眠れず、そのままイベント会場へ直行という最悪のコンディションです。

 

 しかし、気づいてみれば数百人のお客様に会場へお越しいただき、皆さんに大変喜んでいただき無事に成功を収めることができました。

 

 すべては仲間の支えのおかげです。

 

 「第2回目はいつ?」というお声もたくさんいただく中、まだ次回は未定ですが時期を見てまた開催したいと考えております。

  

 ちなみに私は過去に「生産者と消費者をつなぐ農業体験バスツアー」「猪苗代湖を見ながら環境を考えるサイクリングツアー&講演会」「会津東山芸妓と酒蔵を楽しむバスツアー」など色々とイベントを開催しましたが、どんな事業も

 

・実現性(本当にできるの?)

・持続性(続けられるの?)

・経済性(資金はまわるの?)

・管理性(誰が管理するの?)

は考えていたつもりです(当たり前ですが)。

 

加えてリーダーとして

・自律性(周囲と協調し、考えながら自発的にやり続けられるの?)

も念頭には入れていましたが、毎回、反省がたくさん残ります(汗)。目の前の仕事でいっぱいになるとどうしても視野狭窄に陥りますからねぇ…。

 

 いずれにしてもこれからも多くのわらじを履くことになると思いますので、これまでの反省をしっかりと活かしていきたいです。