何足までわらじを履けるか 2

 昨日のブログの続きです。

 

 どんなアイディアも頭の中にしまったままでは「絵に描いた餅」のようでもったいないですよね。アイディアを具現化するために行動する必要があります。また、その行動と共に言葉によって仲間を巻き込むことができます。

 

 しかしながら、動き出せばそれなりの責任も出てくるでしょう。想定外のことが起こり、失敗する可能性も大いにあります。失敗が自分のプライドを傷つけ、次の一歩を引っ込めることにもなるでしょう。仲間を巻き込んだら安易に辞めるわけにもいきません。場合によっては周囲の嫉妬や妬みから嫌がらせを受けることもあります。

 

 そんなことを心配すればするほど二の足を踏み、アイディアもいつしか時代遅れに… あれ、結局、何もしないままに元通り。やるか、やらないかのジレンマにとらわれてしまいますね。

 

 

 でも、考えてみれば何をするにもそうしたことはつきまといますよね。

 

 「勇気も能力である」

 

 そうMBAのリーダーシップのクラスで学んだことがありました。どれほど素晴らしいアイディアを持ち、専門知識に長けていようと、最後は一歩踏み出す「勇気」という能力が重要になってきます。

 

 誰しも「岡目八目」にはなれますが、当事者になるにはそれ相応の勇気が必要です。また、やり始めてから突き抜けるには、辞める選択肢を捨てる「覚悟」を決めなくてはと思います。